ト ラ ン ギ ア と 私   

                           
 カブに乗って釣りに行った時、お湯があれば何かと便利であるので、ライト(軽量)・コンパクト(小さい)・チープ(安い)の条件に一番近いものを、今回の場合は、アルコールバーナーのトランギア(¥1500位)を選んだ訳だが、五徳(鍋等を乗せる台)がない。・・・で、100円均一や東急ハンズ(トックリ缶購入)にある物を使って自作をすることとなった、おバカ記録である。 
 *下記の各案では、トランギアバーナー・アルコール200cc及び同ボトル・ライター・袋は、値段は含まれないが、格納時の大きさには含む。

   又、特に注意が無い場合は、ステンレス製とし、消費税などの端数は気にしないこと。

X第一案:(バーナーを)側面出し入れ可能防風セット・・・製作面倒&工具・強度・安定性不足・消化困難(フタし難い)→計画段階で放棄
第二案:パイプ型防風セット・・・ペイント缶下部に通風孔と底を抜いた物でトランギア・ストームクッカーのチムニー効果を狙う。

     格納時の大きさ: 14cm X 13cm X 16cm

     火力調整:三つ足五徳により、ほとんど出来ない

     編成:ブリキ製ペイント缶  11cmフタ付ボール(フタ・皿  ボール・バーナー用皿)  籠型スタンド付小物入れ(スタンド・五徳)  

         500ccマグカップ  700ccマグカップ(鍋・150均)  以上の100均物x4ヶ 150均物x1ヶ 計550円位

     工作:ブリキ製ペイント缶の下部に通風孔を開け、底を缶きりで開ける  

         籠型スタンド付小物入れのスタンドを五徳にするために、軟鉄?スタンドの足の切断(高さ調整)と曲げの工作を行う

     実績:下記自作非力バーナーで、500cc沸騰に10〜15分

*左より1・2:格納時  左より3・4使用時  左より5:全体

X第三案:トランギアミニのマネ案・・・400円で出来るが、第二案に比して、あまりコンパクトで無い&熱効率も悪い→買い物中実物見て放棄

     編成:はまり合う大小12cm位のボールx2(鍋)  アルミ製鍋ツカミ  アルミ製味噌こしの柄を外したもの(五徳)

第四案:組み立て五徳案・・・ブックエンドを五徳として、エンド間の固定はクリップ、五徳上部にアミを乗せ、押さえ効果で安定を図る。

     格納時の大きさ: 12cm X 8cm X 21cm

     火力調整:組み立て五徳・アミの調整次第で自由

     編成:小型ブックエンドx4(ダイソーでは、2ヶ1セットで売っていた)  銅・鉄混合の排水溝アミ  8cm計量兼湯せんカップ  

         10cmボール(皿)  12cm湯せん(鍋)  クリップ(柄が折り返せるタイプ)  以上の100均物x7ヶ 計700円位

     工作:12cm湯せんの柄を曲げる(コンパクト化のため)  排水溝アミのゴムパッキンをはぎ取る

     実績:カップ麺用湯で10分以内(時間・水量ともに計測なし)         

*左より1・2:格納時  左より3・4使用時  左より5:全体 

付録  左より1:袋に入れた状態(左・第二案  右・第四案)  左より2:第二案のスタンド曲げ具合(使用時)  左より3:同左(格納時)

ーー;ダメだコリャ自作ーー;    50ccトックリ缶傾斜部に3mmの穴を16ヶ開けただけのバーナー?(内部二重化等の工作は無し)

  30分燃焼させても、消火1分後に手で持てるほどの低火力!

*2004年11月末に試作したものであり、お湯を作る試用は行ったが、実用具合は不明。以後に・・・・続く
PS:実用試験の結果

第二案:パイプ型防風セット:トランギアによる運用時、空気の流排出が悪く、火力低下・燃焼不良発生により、空気穴の増加必要となる。

第四案:組み立て五徳案:安定不良により調理し難いため廃案

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